オンラインでの講義やミーティングにおいて,参加者の集中直が低下し,自身にとって必要,あるいは有益な情報を聞き逃してしまうことがある.このような課題を解決するため,オンラインによる講義の視聴時に,集中していない参加者に対して不快感を与えずに集中させる手法を提案する.
提案手法は,参加者が集中していない場合に画面の輝度を一時的に上げ元の輝度に戻すという介入と音量を一時的に下げ元の音量に戻す.提案手法により,オンライン講義,ミーティングの参加者は不快感を覚えることなく,自然に講義,ミーティングに集中することが期待される.
参考文献
- 廣田雄亮, 山本祐輔: “輝度と音量コントロールによるオンライン講義視聴の集中力維持支援の検討”, 第26回情報処理学会シンポジウム インタラクション2022, pp.ID146, March 2022.