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ウェブ検索における能動的学習を促す問いかけボット

ウェブ検索は,学習や意見形成など様々な場面で行われる.しかし,フェイクニュースなどの誤った情報やフィルターバブルなどの影響から偏った情報を元に意見形成を行ってしまうリスクも存在する.

本研究では,ウェブ検索を通して意見形成を行う際に,ユーザが様々な観点からウェブ検索を行い,かつ検索した情報の内容を正しく理解した状態で自分なりの意見を形成することを支援するためのシステムを提案する.提案システムは,ウェブ検索の画面にチャットボットが表示される.チャットボットはウェブ検索中のユーザに対して,問いかけ文と理解度クイズの提示を行う.問いかけ文の提示により,ユーザの様々な観点からのウェブ検索を促す.また,理解度クイズの提示により,ユーザがウェブ検索した内容について正しく理解した状態で最終的な意見形成を行うことを狙う.

参考文献


名古屋市立大学 データサイエンス学部

Yamamoto LAB

Don't look for answers immediately. Think slowly.

私たちの研究室では,Slow Informaticsというコンセプトのもと,情報技術による自動化・効率化が進む社会において,人々に気づきを与え,じっくりと情報処理を行う機会を提供する情報インタラクション技術や方法論について研究開発を行っています.